NumLoad
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リファレンス
このページには、各メニュー、各項目別の解説があります。
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メニュー
「ファイル」メニュー
ファイルに関するメニューです。設定ファイルの入出力とNumLoadの終了を行います。
開く
設定を保存
終了
NumLoadを終了します。メインウィンドウの右上にある「×」ボタンを押すのと同じです。
「設定」メニュー
あまり変更する必要のない設定は、ここで行います。
オプション設定
動作の方法を変えることができます。ファイ関連の設定とネットワーク関連の設定、送信文字列の設定があり、タブで切り替えて設定できます。
<ファイル関連>
FromとToで、ファイル名を連動させる
オンになっている場合は、Toのファイル名が自動的にFromと同じになります。また、Toのページではファイル名が入力できなくなります。
FromとToで、数値の範囲を連動させる
オンになっている場合は、Toの数値の範囲(始点と終点)が自動的にFromと同じになります。また、Toのページでは数値部分が入力できなくなります。
ディレクトリ名の最後に自動的にスラッシュを付加する
Fromのディレクトリ名の最後の文字が"/"ではないとき、自動的に"/"をつけます。
保存先にファイルがあるものはダウンロードしない
ダウンロードしようとするファイルの保存場所に、既にファイルが存在している場合はダウンロードを行いません。二重ダウンロードなどの防止に役に立つと思います。
警告の表示
この設定がオフになっているときは、ファイルをダウンロードできなくても何も表示しません。オンにしておけば、ファイルが無いためにダウンロードできなかったときにダイアログボックスを表示します。(ただし、相手サーバに接続できないときはこの設定に関係なくダイアログが表示されます。)
To(ローカル)ファイルの数値をつめる
オンになっている場合、Fromのファイルが存在しなければToのファイルの数値部分をずらします。例えば、このオプションをオンにした状態で、Fromから1.dat,2.dat,3.datをToの1.dat,2.dat,3.datにダウンロードしようとして、Fromの2.datが存在しなかった場合、Fromの3.datがToの2.datにダウンロードされます。Toの3.datは作られません。(説明がわかりづらくてすみません)
サーバから返されたエラーメッセージをToに保存
オンになっている場合、 サーバから返されたエラーメッセージ(例えば、404 NotFoundなど)をそのまま保存します。このオプションは「To(ローカル)ファイルの数値をつめる」と同時にはオンにできません。
<ネットワーク関連>
タイムアウト
サーバからの応答を待つ最大時間を設定します。この間に応答がないときは、エラーを表示します。単位はミリ秒(1秒=1000ミリ秒)です。応答を待っている間はこのソフトに対する操作を受け付けなくなるので、あまり大きい値を設定しないでください。最大値は600000(=600秒)です。0を設定するとタイムアウト処理を行いませんが、できるだけ使用しないでください。
Proxyサーバを経由する
Proxyサーバを通してアクセスする場合は、チェックをオンにして、サーバの名前またはアドレスとポートを設定してください。
User認証が必要
ダウンロードするページがUSER認証を必要とする場合は、このチェックをオンにしてUserIDとパスワードを入力してください。なお、認証方式はBASIC認証のみに対応しています。ここに記述したパスワードは、暗号化されることなくレジストリや設定ファイルに保存されるので、問題がある場合は右にある「保存」のチェックをはずしておいてください。
<送信文字列>
AGENT
通常は変更しません。HTTPの通信時にNumLoadからサーバに向けて送信する情報の中に含まれる、プログラム文字列を変更することができます。右にあるボタンでデフォルト設定("NumLoad")に戻ります。
REFERER
通常は変更しません。HTTPの通信時にNumLoadからサーバに向けて送信する情報の中に含まれる、リファラを変更することができます。右にあるボタンでデフォルト設定(文字なし)に戻ります。
Mail Address
通常は変更しません。HTTPの通信時にNumLoadからサーバに向けて送信する情報の中に含まれる、メールアドレスを変更することができます。右にあるボタンでデフォルト設定(文字なし)に戻ります。
「ダウンロード」メニュー
連番ダウンロード開始
ダウンロードを開始します。メインウィンドウ右側の「ダウンロード開始ボタン」を押すのと同じです。
「ヘルプ」メニュー
HTMLヘルプ
HTMLヘルプの概要編を表示します。ブラウザには、htmlに関連付けされているブラウザを使用します。
バージョン情報
バージョンや、サポートページのアドレスなどを表示します。
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メインウィンドウ
入力部
FromタブとToタブがある部分で、これらのタブによってページを切り替えてファイル名や数値の範囲などを指定します。説明はFromページとToページで共通です。From(リモート)ページで指定されたファイルを、To(ローカル)ページで指定したファイル(フォルダ)にダウンロードします。
基本ディレクトリ/基本フォルダ
それぞれのディレクトリ、フォルダを指定します。直接入力してもかまいませんが、To(ローカル)は、右についている「…」ボタンを押すと、フォルダの選択ができます。なお、最後に"/"や"\"をつけてもつけなくてもどちらでもかまいません。(ダウンロード時に自動的につきます。ただし、「ディレクトリ名の最後に自動的にスラッシュを付加する」オプションがオフになっている場合は、Fromの最後にはスラッシュは自動では付きません。)
「新規作成」ボタン(Toのみ)
基本フォルダで指定したフォルダの中に、新しいフォルダを作ります。一度に2階層以上のフォルダを作ることはできないので、必要があれば1つずつ作ってください。
ファイル名
ファイル名を指定します。ここで指定されたファイル名のうち、"*"という文字(アスタリスク)の部分は数値部分の設定により、可変桁数の数字に置き換えられます。(頭に0のつかない数字になります。)"?"という文字の部分は数値部分の設定により、固定桁数の数字に置き換えられます。("?"1文字が数字1文字に置き換わります。"?"と"?"の間に、別の文字が入ってもかまいません。)数値部分の数字が"?"で指定した桁数を超えてしまう場合は、上に超えてしまう部分は無視され、下○桁という感じで置き換えが行われます。また、概要編の方に具体的な例がありますが、この項目の部分に"\"という文字を含めるとエスケープシーケンスとして処理されます。("\"の次の文字は"*"や"?"でも数字に変換されません。また、"\\"は"\"に変換されます。)さらに、オプション設定で「From と To で、ファイル名を連動させる」をオンにしていると、Toのこの項目は変更ができなくなります。
数値部分
ファイル名のうち、"*"や"?"を数字に置きかえる部分に対応する数値を入力します。入力できる数値は、概ね0から+21億までの整数に限ります。(符号は不要です。)正確には、32bit符号付き整数型の範囲(-231から231-1)です。一応負の数でも動きますが、負の数での使用は想定されていないので設定時にエラーメッセージが何度も出てきます。空白の場合は、"0"を入力したことになります。なお、始点より終点の方が数値が小さい場合は、ダウンロードができません。オプション設定で「From と To で、数値の範囲を連動させる」をオンにしていると、Toのこの項目は変更ができなくなります。
各ディレクトリの最大ファイル数/各フォルダの最大ファイル数
各ディレクトリ、フォルダに含めるファイル、フォルダの最大値を設定します。この項目が「無制限」になっている場合、階層の深さは0に固定され、フォルダの階層化は行われません。数値は右のボタンを押して選ぶこともできますが、直接数値を入力することもできます。
階層の深さ
フォルダの階層の深さを設定しますが、「各ディレクトリの最大ファイル数/各フォルダの最大ファイル数」などの設定により、自動的に調整されるので、普通は特に変更する必要はありません。また、ここで設定できる範囲は、「各フォルダの最大ファイル数」の設定によって制限されます。
プレビュー
メインウィンドウの一番下にある部分で、ダウンロードを開始する前にファイル名が確認できます。ただし、オプションで「Fromのファイルが存在しない時、Toファイルの数値をつめる」がオンになっているときは、Toの終点のファイル名は参考値です。(実際にダウンロードするまではFromのファイルが存在するか調べないため、Toのファイルの数値部分が確定できないためです。)ファイル名が長すぎてはみ出してしまうときは、メインウィンドウの幅を広げることによって確認することができます。
ダウンロード開始ボタン
実際にファイルのダウンロードを行います。このボタンを押すと、ダウンロードウィンドウが表示されます。NumLoadにはダイアルアップの機能はないため、ダイアルアップが必要な場合はこのボタンを押す前に接続を行ってください。
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ダウンロードウィンドウ
このウィンドウは、メインウィンドウのダウンロード開始ボタンを押したときに表示されます。このウィンドウが表示されている間は、ファイルのダウンロードが行われます。ダウンロード中のファイルと、ヘッダや内容が表示されているファイルは最後にダウンロードが完了したファイルなので、一般的にはダウンロード中のファイルのひとつ前のファイルになります。
強制終了ボタン
ダウンロードを現在の位置で強制的に終了します。ただし、1つのファイルの途中で終わってしまうことは無いので、ファイルが壊れることはありません。また、ファイル操作ウィンドウの右上にある「×」ボタンを押しても、強制終了ボタンが押されたのと同じく強制終了します。
ヘッダ情報
最後にダウンロードしたファイルに対する、サーバから返されたヘッダ情報を表示します。(ダウンロードしているファイルではありません。)表示するだけで保存は行いません。
ファイルデータ
サーバから返されたデータは一旦、OSの一時ディレクトリ内に"numxxxx.tmp"(xxxxは不定)という名前で保存され、ここに表示されます。これもダウンロード中のファイルではなく、最後にダウンロードしたファイルです。Windows95/Windows98では、OSの仕様により32Kバイトのデータまでしか表示されません。ただし、それ以降の表示されない部分も保存には問題ありません。また、プレビューはテキストデータ専用なので、画像などのバイナリデータの場合は表示されません。(一般的には変な文字が数文字表示されます。)
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設定ファイルの内容
設定ファイルはテキストファイルになっていて、各項目を1行として設定が順に並んでいます。フォーマットは次のとおりです。
このバージョンではこのフォーマット以外の行は全て無視されます。なお、キー名には"="が入ることは絶対ありませんが、値には"="を含めることが可能です。(例えば、Fromのファイル名[Fr_FileName]の値には"="が必要になる状況があります。)また、ファイル内での順序は特にありませんが、同じキーが複数回あった場合には後に出てきたほうが優先されます。1回も出てこなかったキーについては元の設定をそのまま使うので、設定ファイルを開く前と変わりません。
全ての設定はNumLoadの設定項目に1つづつ対応しているので詳細は多分分かると思います。ただし、"SetType = SN"という項目は将来の拡張用なので今のところ使いません。意味は連番ファイル(SerialNumber files)を意味しています。設定ファイル内でFrで始まる項目を入れる場合には、できるだけSetTypeの項目も入れるようにしてください。
各項目は値の部分が「文字列」か「整数型」か「true or false」のどれになるかがあらかじめ決まっています。それ以外の型で設定することはできません。型が違っている場合、本来の型が「true or false」である項目は設定が無視され、「整数型」である項目は「"設定した値"は整数ではありません」というエラーが表示されます。値の部分を書き換える場合は注意してください。
SetType以外は全て頭に2文字があって3文字目にアンダーバーがついたキー名になっていますが、それぞれ次の意味です。
最初の2文字 | 関連場所 |
St | オプション設定 |
Fr | Fromページの設定 |
To | Toページの設定 |
Webページの管理者がダウンロード補助用にNumLoadの設定ファイルを公開する場合はStで始まる項目は設定しない(設定ファイルから消しておく)ことを推奨します。必要そうな項目だけ入れるのはかまいません。
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