子供を公園に連れて行こうとマンションを出たら、数秒後に眼の前を通過した車が、すぐ横の信号のない交差点に入ったことろで衝突音。バイクと出会い頭でぶつかったようだ。バイクは俺の位置からはマンションの影で見えない左方向から来て、車の向こう側でぶつかったので、ぶつかった音がするまで全く存在に気づいてなかった。幸い、あまり大きな音はしなかったので、車とバイクの双方の部品の破片が飛び散ってたけど、そこまで大きな衝撃ではなかったと思う。2歳の子供には、たぶん普通ではないことが起きたこともわからないレベル。子供と一緒じゃなかったらすぐに駆け寄ってたところだけど、子供に事故の状態を見せるのも良くないしどうしよう、と一瞬考えているうちに、他の通行人が3人以上駆け寄ってくれたので、おまかせして公園に向かった。でも、ひき逃げするかもしれないと思い、ナンバーが映るように車の写真を取っておいた。そうしたのは、過去に自分がひき逃げされたときに通行人が車のナンバーを控えておいてくれた記憶が一瞬で引き出されたため。
バイクはその場で倒れた後、数m先の車止めにぶつかって止まり、乗ってい人はさらに5mくらい転がって停止したように思う。すぐに動けてはいない様子だったので心配ではある。俺が子供と公園で少し遊んでから帰ってきたところで、ようやく救急車で運ばれていった。バイクからはガソリンが漏れてたんだけど、そのためか、消防車も出動してガソリンの処理をしていたらしい。
事故は、どちらが悪いとかはよくわからない。特に、事故以前のバイクを俺は全く見てないので、車が見過ごして交差点に侵入したのか、バイクがすごいスピードで走ってたのかもわからない。特別な事情がなければ、バイク側が優先道路なので、車のほうが主に悪いということになるはず。
これだけのことが、自分の目の前、かつ自宅すぐ横で起きたのは残念だけど、不幸中の幸いだったのが、事故の音や見た目がひどくなかったおかげで、トラウマになるような気がしないところ。それと、前述の通り、たぶん子供も事故を認識できてなかったのも助かった。それでも、事故の危険はいつでもすぐ近くにあるということを改めて感じた。