タイトルどおり、今度はRAIDに手を出してしまいました。とはいっても、IDEのRAIDなんだけど。ボードとしてはFastTrak(66じゃなくて無印)と、HDDは半年前に今のマシンを組んだときに買ったIBMのDTTA-371010をもう1台買ってきて計2台でRAID0にした。HDBENCHの結果は次のとおり。表示はPen2になってるけどほんとはCeleronです。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種
Processor Pentium II 451.3MHz [GenuineIntel family 6 model 6 step 0]
解像度 1152x864 1677万色(32Bit)
Display NV4
Memory 261,532Kbyte
OS Windows NT 4.0 (Build: 1381) Service Pack 5
Date 1999/ 8/ 3 0:35
MELCO Ultra SCSI IFC-USP
SDAT_HD ST36530A 8412
PLEXTOR CD-ROM PX-40TS 1.00
Promise FastTrak IDE RAID Controller (WinNT)
Promise 2+0 Stripe/RAID01.10
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
18612 46000 32572 16414 7107 1071 35 23 25220 20479 37658 C:10MB
ドライブCは、RAIDのドライブで最外周(つまり最高速)なドライブです。で、比較用の3ヶ月前の状態がこれ。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種
Processor Pentium II 450.8MHz [GenuineIntel family 6 model 6 step 0]
解像度 1024x768 1677万色(32Bit)
Display NV4
Memory 261,540Kbyte
OS Windows NT 4.0 (Build: 1381) Service Pack 4
Date 1999/ 4/28 20:32
IDE CD-ROM (ATAPI 1.2)/Dual-channel PCI IDE Controller
ST36530A 8412
MELCO Ultra SCSI IFC-USP
SDAT_HD IBM-DTTA-371010 T77O
PLEXTOR CD-ROM PX-40TS 1.00
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
16111 46327 32804 18486 7315 1050 142 12 12847 9921 37923 D:10MB
解像度とかが違うけど、今回はそれはどうでもいい。ドライブDは物理的には今回のと同じドライブだけど、このときは擬似SCSI化させていた。その中で最外周の部分がドライブD。見ればわかる通り、読み込みも書き込みも約2倍になった。で、さらにこのRAIDのドライブともう1台の擬似SCSI化したドライブをNTのストライプセットを使ってつなげたら(つまり、データをRAIDを通したドライブ2台とSCSI1台の合計3台に分散して書き込むと)もっと早くなるんだろうなぁ、と思って試してみたんだけど、残念ながらRAID単体のときよりも遅くなってしまった。どこかに負担がかかりすぎるんだろうな。そのドライブでコンパイルとかしたら速いと思ったんだけど。(もちろんRAID単体でも十分速くなった気がする。)あ、今気づいたけど、なぜかメモリの大きさが微妙に変わってるな。何でだろう。メモリは変えてないはずなのに。
最近再セットアップの必要性を感じてたし、Vine Linuxも入れてみたかったので、すべて削除して全部のOSを入れなおした。まずはNT4.0から。NTは過去一番多くセットアップしてきたので、順調に終わった。ただ、ネットワークカードがちゃんと動いてないのでおかしいと思って調べてみたら、IRQが重複してないようなふりをして実は重複していた(^^;;というのに気づかず、それだけで2時間くらいかかった。で、次はVineLinux1.1。しかし、こいつは2時間近くやってみても、どうしても最後のLiloのインストールでこけるので、結局あきらめた。(ちなみにVineだけはRAIDのドライブじゃなくてSCSIの方に入れようとした。)LiloはNTのローダがあるし、今回はWinNT/98がRAIDでVineがSCSIの予定だったからBIOS切り替えを使えばOSローダ自体必要ないと思ったんだけど、インストールしなかったらVineは無視されてNTが起動しちゃうし。何か間違えてるのかもしれないけど。RAIDが常にSCSIより前に認識されてる可能性が高い。で、フロッピー起動でもいいと思ったんだけどそれもエラーが出て書き込めなかった。以前FreeBSD入れたときも(このときは別のマシン)ネットワークカードが2枚中1枚しか認識されなくて、めんどくさくなってやめてしまったんだよな。もしかして俺はPC-UNIXと相性が悪いのかも。(その前にうちのマシンの構成が特殊すぎって話もあるか。)最後はWin98。これも苦労した。っていうか、本来はNTより先に入れるべきだった。そのおかげでブートの設定を手動でやる羽目になり、PBRの頭から部分的にコピーしてNTのOSローダから読めるようにして、設定をそのように書き換えないといけなかった。(FAT32のドライブに入れたWin98をNTローダから呼び出す場合はこうすればいいらしいけど、今回はFAT16に入れたのでほんとにFAT32でもできるかは不明)さらに、98はセットアップ時にRAIDのコントローラを入れることができず、気づいたときにはなぜかIDEコントローラがIRQを2つも消費してた。
結局、HDDが合計25Gになってしまった。もともと16G弱の容量すらまだ余裕があったのにまた増えてしまったので、今はかなり余裕。ただ、起動時間が思ったほど短くなった気はしなかったのが残念。結局コンパイルする時間が短くなったと思えるくらいか。