Garmin GPS英語版用 日本地図データ

概要

OpenStreetMap(OSM)のデータを変換して作成したGarmin GPS用の日本地図データを、無償配付しています。Edge 800英語版(Firmware 2.60)で動作確認済み。Edge800などのナビ対応機種ではナビも可能です。

eTrex20/20x/30、eTrex Vista HCx、eTrex Touch 35、GPSMAP60CSx/62s、nuvi 250/350、Edge530/705/810/820/1000、Oregon400T/450/550、Montana600、DAKOTA20でも動くそうです。

日本語が表示可能なデバイスの場合は、こちらやこちらのサイトのデータをお勧めします。当サイトのデータとは若干見た目が異なります。当サイトのデータは、漢字やひらがなをローマ字変換し、英語版でも表示できるようにしているのが異なります。よく間違ったローマ字変換がされていますが、実用上は問題ないレベルです。変換後のローマ字名で検索もできます。

登山用に詳細な等高線データが必要な場合、こちらのサイトのデータをお勧めします。

使用方法

ダウンロードしたzipデータを展開して出てきた gmapsupp.img を、Garmin GPS内のmicro SDカードなどのGarminフォルダに置いて下さい。展開後のサイズは、等高線なしデータが約690MB、等高線ありデータが約880MBです。

検索用データ使用方法

検索機能で駅、コンビニ、自転車屋を探したい場合は、gmapsupp_search.img も一緒に格納してください。ただし、古めの機種で、ファイル名がgmapsupp.imgのものしか受け付けない機種では使えません。自転車屋は、適切なカテゴリがなかったので、Others->Garmin Dealerで検索されるようになっています。

以前からの利用者の方へのお知らせ

2012年9月後半より、ライセンスをODbL 1.0に変更しました。

ダウンロード

データ変換方法の更新履歴

• (2017-01-11) ファイル容量削減のため、名称のない建物(building,amenity)を削除しました。
• (2016-10-27) 2016年7月下旬以降、岡山南部の海岸線が表示されなくなっていたのを修正。（地図の分割位置変更にて暫定対応）
• (2016-05-02) 変換ツール最新版対応に伴う変更。等高線ありの2016/3/25版以降でカーソルが当たらなくなっていたようです（参考画像）。
• (2014-12-10) 等高線データをSRTM3 v2.1からSRTM3 v3.0に更新（参考画像）。データ欠けがなくなりました。
• (2014-10-03) 駅とコンビニを検索できるように、別ファイルで検索データも提供するようにしました。
• (2014-01-04) 変換ツール最新版対応に伴う変更でファイルサイズが小さくなりました。
• (2013-11-30) 拡大時に一方通行マークを表示するようにしました。進行方向の左側に黒い目印が付きます。
• (2012-09-26) OSMから取得した海岸線データを使うように切り替えました。
• (2012-06-19) 見やすさ改善とファイル容量削減のため、森(forest,wood)の表示を削除しました。

変換作業途中のimgファイル ダウンロード

使い方はよくわかりませんが、お試し公開します。GPSMapEditで地図の状態を確認したりするのに使えます。また、Garmin社ソフトであるMapSourceやBaseCampなどに登録するのに使えるかもしれません。

ダウンロードサイト(Dropbox)

ファイル単位のダウンロードや、zipで一括ダウンロードができます。ログイン画面が表示されることがありますが、ログインしないでもダウンロードは可能です。

OSM系以外のGarmin地図と比較した、OSM系地図の主なメリット

• 無料で使用できる
• データの間違いや不足を各自で修正/入力できる
  • 新しい幹線道路も追加されていることが多い
  • サイクリングや登山をする人がデータ入力をすることで、それぞれの用途に特化して地図が充実する
• ほぼ全世界の地図がある（各地域に最適化されてないものなら全世界のものがあります）

OpenStreetMap 編集者向けガイド

自分の近所の地図データが少なすぎる、または間違っていると思う方は、OpenStreetMapのデータ編集に協力してください。修正実施後の次の当サイトのデータ更新時に反映されます（直前の1〜2日間の修正は含まれません）。基本的な内容は公式wikiから探してください。

当サイトのGPSデータでは、name:en（英語用）やname:ja-Latn（日本語ローマ字）、name:ja-rm、name:ja_kanaのいずれかのタグが入っていると、nameより優先して使用されます。ローマ字読みの誤変換が気になる箇所は、この記事を参考にname:ja-Latnなどにデータを入れてください。

その他

当データは、OpenStreetMapの最新データに追従するため、不定期に更新します。当面は月1回以上の更新を目標とします。OpenStreetMapは誰でも編集できる地図という性格上、間違った操作で一部の道などが削除されてしまっている場合があります。GPSのデータを入れ替えた際は、自分に必要な地域の地図に異常がないか確認することをお勧めします。

等高線データはOpenStreetMapには含まれていないので、SRTMのデータを利用しています。精度は国土地理院の地図と比べるとあまりよくないようです。

時々、私に寄付したいという方を見かけるのですが、このデータはOSMに関わる方々の努力の積み重ねによるもので、私が寄付を受け取る理由はありません。私としても、私に寄付されるよりOSMのデータが充実するほうが嬉しいので、OSMのデータ入力に参加するようにお願いします。入力がどうしても難しいなら、OSMへの寄付をお願いします。

配布データのライセンス表示

Map data (c) OpenStreetMap contributors, ODbL 1.0

Map generated by T-MZ

主な構成データ

等高線(SRTM3 Version3.0) : NASA, Public domain

それ以外の全ての地図データ : (c) OpenStreetMap contributors, ODbL 1.0

データ自作用の設定ファイル類

難易度は高めですが、これを元にカスタマイズ版地図データの自作が可能です。設定ファイルの公開より前に、上記地図データに先行して導入する場合があるため、やや時差があります。